【元公務員の転職術】公務員から転職するために必要な5ステップを徹底解説!

  • 公務員から転職する際に気をつけた方がいいことある?
  • そもそも公務員から一般企業に転職できるの?
  • 転職活動ってやることが多すぎて何から手をつけていいのか分からない・・・

公務員から転職する際には、転職活動の知識がないと、内定を取ることは出来ません。

転職活動は奥が深く、転職活動について学びながら行動していく必要があります。

私は、公務員から一般企業に転職したtenです。転職する際は、3ヶ月で2社の会社から内定を獲得。更に再度転職活動を行い、大企業から内定を頂く事が出来ました。

当記事では、公務員から転職する際に必要な5ステップを具体的に解説します。

この記事の内容を実践すると、公務員からでも優良企業に転職することが可能です。また、私の転職活動の結果も書いているので是非参考にしてみてください。

公務員には公務員専用の対策がある!

公務員から転職する際に必要な5ステップはこちらです。     

  1. 転職の軸を固める
  2. 書類作成
  3. 退職理由
  4. 自己PR
  5. 志望動機

上記の項目は、面接で絶対に聞かれる質問です。一つひとつ準備するのは大変ですが、辛抱強くやっていきましょう。

転職活動は絶対に手を抜いたらいけません。

なぜなら、働く環境で人生が大きく左右するからです。

自分が働く環境を決める転職活動に本気で取り組まないと、絶対に後悔します。

この記事に辿り着いたあなたには、転職で後悔してほしくありません。

自分の未来は自分で掴み取りましょう!

全力でやれば絶対に後悔しない!

\ 【完全無料】 /

目次

転職活動の結果

公務員から転職する際の5ステップを解説する前に、私の転職活動の結果を報告します。

私は、2022年の12月〜3月の間、転職活動を行い2つの会社から内定を頂くことができました。

ネットやSNS上では、あまり公務員のリアルな転職情報は掲載されていないため、少しでも参考になれば嬉しいです。

実態を知ることで、転職の良い面、悪い面が理解でき冷静な判断をすることが出来ます。

また転職活動を疑似体験でき、具体的にイメージできる点もポイントです。

実態を知ることは大事!

年収が60万円落ちた

いきなり悲報ですが、隠してても仕方ないのでリアルをお伝えします。

公務員から未経験の営業職に転職して、年収が60万円落ちました。公務員から未経験の職種に転職すると、99%の確率で年収が落ちます。

年収比較はこちらです。

  • 公務員(4年目):470万円
  • 現会社:410万円

※未経験営業職の年収相場は350〜400万円です。証拠あれば画像出す。

私は運良く年収410万円のホワイト企業に転職出来ましたが、他の公務員の方から話を聞くと年収320万円〜350万円が多いです。

特に人気の業界は、未経験営業職を募集していない企業も多いため書類審査ですら通る確率は低いです。

広告・人材・SaaS・IT業界はとても人気で競争率が激しいです。

求人票には年収400万円を超える企業もありますが、ブラック企業も混ざっているので注意が必要です。

また、公務員を辞めると一人暮らしが始まります。自由は手に入りますが、その分出費が多くなります。

最低限の毎月の出費

  • 家賃(4万円)
  • 水道光熱費(1万5千円)
  • 食費(3万円)

家賃(4万円)+水道光熱費(1万5千円)+食費(3万円)=8万5千円

1年間:8万5千円✖️12ヶ月=102万円

年収ダウン(60万円)と、最低限の1年間の出費(102万円)を合わせると、162万円です。

実質162万円の年収ダウン・・・

営業職に転職

私は、公務員から営業職に転職しました。転職エージェントは大手のdodaを使用。

エージェント経由で126社に書類を送り、2社から内定を頂きました。その内の1社が今の会社です。      

第一志望の会社に行けませんでしたが、営業職に転職できたのは大きな一歩です。

しかもホワイト企業! 

私は「年収が下がっても営業職としてのキャリアを積んでいきたい」と思ったので公務員を辞めました。

公務員を辞めて、もうすぐ1年経ちますが「公務員を辞めなきゃよかった」と後悔したことは一度もありません。

メリット・デメリットは当然ありますが、自分で決めた道を進む覚悟があればどこでもやっていけます。

覚悟を決めて自分の道を進みましょう。

転職の軸を固める

転職活動を始める際に、1番最初にやるべきことは、「今回の転職で実現させたい最優先事項」を決める事です。

これが世間一般で言われている転職の軸です!

転職の軸を決めないと、転職活動中にどこの企業に行きたかったのか分からなくなったり、転職後すぐに離職してしまうなど、求職者・企業双方にとってメリットが一つもありません。

「これだけは絶対に譲れない条件」を一つ決めて転職活動を始めよう!

具体定な条件は下記になります。

良い例↓

  • 年収→多少残業が多くてもいいから、年収が高い会社に行きたい
  • ワークライフバランス→年収は今より下がってもいいけど、絶対に土日祝日は休みの会社がいい
  • 業界→年収は今より下がってもいいけど、今後年収が上がる業界に行きたい・・・

悪い例↓

  • 年収も上げたいし、残業も絶対したくない
  • 人気の業界に行きたし、年収も今より上げたい

転職の軸を決める際のコツは、「自分は働く上で何を大切にしたいのか?」という問いを常に自問自答する事です。

年収は今よりも上げたい…残業だけは絶対にしたくない…業界だけは絶対に譲れない…

答えは皆さんの中にあります。他人と比べるのを辞め、自分とじっくり向き合って決めましょう。

1週間〜1ヶ月くらいで決めよう!

譲れない条件が多い人ほど転職出来ません。

詳しく知りたい人は、こちらの記事にまとめているのでどうぞ。

転職エージェントに相談する

転職の軸を固めることが出来ない人は、一度転職エージェントに相談しましょう。

転職エージェントは、求人紹介のプロであり、多くの転職者をサポートしています。

転職者が抱えている悩みのほとんどは、転職エージェントに相談することで解決します。

悩む時間がもったいない!

転職エージェントは、転職に関する最新情報や知見を持っている!

参考までに、「転職エージェントがどの様な情報を持っているのか」当時の状況を基に解説します。

理想(面談前に考えていたこと)

  1. 伸びてる業界(IT、SaaS、広告)に転職する!
  2. 簿記2級取得したから経理職も狙う

現実

  1. 伸びてる業界は競争率が高い為、内定が取れないかも・・・そもそも公務員から一般企業に転職すること自体が難しい。
  2. 未経験の経理職への転職は、元銀行マンで30社書類を出して1社面接に進めるかどうか・・。公務員は正直厳しいかも・・・

対策

  1. 業界は絞らず職種を絞って応募する
  2. 営業職:経理職=8:2の割合で応募する

理想と現実が違くてめっちゃ落ち込んだ・・・

転職エージェントは、良い意味でも悪い意味でもリアルな情報を教えてくれます。

裏を返せば、これらの情報がないと、勘違いしたまま転職活動が進み内定を取ることが出来ません。

勘違いが1番危険!

\ 【完全無料】 /

書類作成

書類作成の目的(ゴール)は、面接に呼んでもらうことです。面接に呼んでもらわないと、絶対に内定を頂くことはできません。

面接官に「お!この子一回話してみたい!」と思われるような書類を作りましょう。

興味を持ってもらうことが大事!

転職活動をする際は、書類を2つ用意します。

  • 履歴書
  • 職務経歴書

履歴書

履歴書は、基本情報(名前、住所、学歴)を記載する書類です。

履歴書では、アピールすることよりも、減点されないことを意識しましょう。

  • プロフィール写真にはお金をかける
  • 誤字脱字を無くす

プロフィールの写真には、お金をかけましょう。

面接官が履歴書を見た際に、1番最初に見る部分であり第一印象が決まります。

カメラのキタムラなどの写真屋さんがオススメです。2000円程で見栄えのいい写真に仕上げてくれます。

プロフィール写真はめちゃくちゃ重要!

履歴書を書く際は、誤字脱字は必ず無くしましょう。誤字脱字があると、面接官は下記のようなマイナスイメージを持ちます。

  • ちゃんと見直ししたのかな?
  • 詰めが甘いな

履歴書で減点されるのは、めちゃくちゃもったいないです。油断せず徹底的に見直しを行いましょう。  

転職エージェントに書類を見てもらうのがオススメ!

職務経歴書

職務経歴書は、自分のスキルや実績をアピールする書類です。特に決まったフォーマットはなく、1〜2枚でまとめるのが理想です。

職務経歴書のフォーマットは、リクルートエージェントがオススメです。見た目がシンプル且つ見やすいのがポイントです。

※フォーマットはこちらです。(少し編集してます)

また職務経歴書には個人のカラーが表れ、書き方を工夫すると他の転職者と差別化することができます。

応募先の企業での’顔’になる書類!

職務経歴書の内容

  • 職務要約
  • 職務内容
  • 自己PR(実績)

「職務要約」は、転職者の職歴を簡潔にまとめる項目です。面接官はたくさんの書類に目を通すので、ダラダラと長い説明はNGです。

200〜300字程度が目安!

「職務内容」は、自分の実績を明確且つ定量的に書くことがポイントです。誰が見ても分かる内容に仕上げましょう。

どんなに凄い実績でも相手に伝わらないと意味がないので、公務員の専門用語はなるべく使用しない事をオススメします。

「実績」を書く際は、STARSのフォーマットを使いましょう。

STARSのフォーマットは、書いてる内容を具体的に想像でき、書類の解像度を上げることが出来ます。

面接官が1番知りたいことは、実績を残した過程!

退職理由

退職理由とは、面接の際に必ず聞かれる質問事項です。※さらためさんの動画を参考に公務員から転職する際に1番適切な転職理由を書いて詳細は内部リンクで繋げる。

面接官は退職理由を聞いて、応募者の「継続性」を見極めています。

中途採用は、1人100万円ほどお金がかかります。

お金と労力をかけて雇った社員にすぐに辞められてしまうと、企業としては赤字です。

企業は継続的に活躍してくれる人材を求めている!

面接官を納得させる事が大事

退職理由は、面接官を納得させると内定率が大幅に上がります。

面接官は「もしこの人が自分の会社に入社した場合、同じようなことにならないか?」という気持ちで聞いています。

「なるほど、その理由なら仕方ないね」と思われるような退職理由を作りましょう。

公務員におすすめの退職理由は、「仕事内容」です。

公務員と一般企業の仕事内容はまったく違うので面接官も納得しやすい退職理由になります。

前職の愚痴は言わない

退職理由では、前職の愚痴を言うのは絶対にNGです。

※どんなにブラックな職場でも。

面接官に他責志向だと思われ、印象が悪くなります。

  • 他責志向:何か物事が起きた際に、自分以外の周りに問題があるという考え方
  • 自責志向:何か物事が起きた際に、自分自身に問題があると捉える考え方

どんなにブラックな職場でも、自分にも少なからず責任があります。

愚痴を言うのではなく、現状の結果を自分事と捉え、改善点を伝えましょう。

改善点を伝えることが大事!

退職理由は、ネガティブな内容になりがちですが、ネガティブな印象のまま終わらせるのはもったいないです。

「その経験を次にどうやって活かすのか」という改善事項を伝えてポジティブな印象で終わらせましょう。

自己PR

自己PRは、面接の中で唯一自分の強みをアピールできる時間です。

自己PRを通して面接官が見極めたいことは「再現性」です。

「前職で培った経験やスキルが活かせるのか」という部分を重要視しています。

再現性をアピールしよう!

面接では自己PRの代わりに職務経歴を聞かれることが多いです。

自己PRと職務経歴同じ内容でOK。面接官が双方を通して知りたいことは同じことです。

公務員は職種を決めて渾身の自己PRを1つ作る

公務員が転職する際は、職種を絞って渾身の自己PRを1つ作りましょう。

職種を絞ることで、企業別に自己PRを考える手間が省け、効率よく転職活動が出来ます。

公務員は営業職がオススメ!

公務員の人は、一般企業での経験がないので、企業別に特定のスキルをアピールすることが難しいです。

また、公務員は書類通過率が極めて低いため企業別に自己PRを作っていると、時間がなくなり在職中に内定を取ることが出来ません。

公務員の人は質より量が大事!

STARSのフォーマットに沿って作る

自己PRを作る際は、STARSのフォーマットを用いて作成しましょう。

  • Situation:どんな状況で
  • Task:どんな課題があって
  • Action:課題に対してどのような行動をとって
  • Result:どのような結果になったのか
  • Self-Appraisal:結果に対してどのようなことを思ったのか?

STARSのフォーマットは、当時の情景を具体的に想像できるため、面接官に分かりやすく自分の強みをアピールできます。

数字やデータを用いて説明すると、分かりやすさが増します。

また、自己PRの内容は些細な業務内容でも構いません。

些細な業務内容でも、一つひとつの思考や行動を言語化することが出来れば十分アピールできます。

「自分にはアピールすることなんてないよ」と感じている人も、何かしらアピールできる業務内容は絶対にあります。

具体例はこちらの記事で解説しているので気になる人はどうぞ。

志望動機

志望動機を通して伝えるべきことは「長く働き続けることの証明」です。

繰り返しになりますが、企業が中途採用で人を雇う際には一人100万円ほどかかります。

お金と労力をかけて雇った社員に2、3年で辞められると企業としては赤字です。

のある志望動機を作って、長く働き続けることをアピールしましょう。

「退職理由」と「志望動機」を通して面接官が知りたいことは、継続性です。

志望動機の構造

面接官に、長く働き続けることを証明する志望動機の構造がこちらです。

  1. 転職の軸を簡潔にまとめたもの
  2. 企業の魅力
  3. 魅力に感じた理由
  4. マッチング

転職の軸を1番最初に話すことで、マッチングまでの流れがスムーズになります。

なぜなら、転職の軸は志望動機の中の大枠に当たるからです。

物事を説明する際に、大枠から説明すると、聞き手はこれから話す内容を予想でき安心感を抱きます。

志望動機の解答例を簡単に作成したので、是非参考にして下さい。

【転職の軸】

  • 私が今回の転職で実現させたいことは〇〇です。

【企業の魅力】

  • そこで御社のHPを見た際に〇〇という部分に共感しました。

【マッチング】

  • 私の転職の軸と御社の〇〇がとてもマッチしているので、御社を志望いたしましいた。

もっと具体的な作り方を知りたい人はこちらをどうぞ。

②企業の魅力を探す際は、4つの項目に分けて探し方を変えることをオススメします。

  • 理念:企業HP
  • 人材:人に会う、SNS、友達に聞く
  • 事業:転職エージェント
  • 待遇:口コミサイト、転職サイト

短期間で、効率よく情報収集できるよ!

公務員はやる気とポテンシャルの高さを証明することが大事

公務員が転職する際は、志望動機を通してやる気とポテンシャルの高さを証明しましょう。

公務員は一般企業で働いたことがない為、一般企業で応用できる経験・スキルがありません。

経験・スキルのない公務員の人が内定を取るためには、やる気とポテンシャルの高さを証明することが大事です。

「この子はやる気があって、可能性を感じるな」と面接官に思ってもらえれば、内定は取れます。

やる気がある人はすぐに成長する!

やる気とポテンシャルの高さを証明する方法は、面接官の質問に論理的に答えることです。

※論理的:物事に対して、きちんと道筋を立てて考える様子

最低限、下記の質問には完璧に答えられるように準備しましょう。

  • 転職の軸
  • 自己PR、職務経歴
  • 退職理由
  • 志望動機

しっかり対策して面接に挑もう!

【まとめ】公務員から転職するためには「根気強さ」が必要!

今回の記事では、公務員から転職するために必要な5ステップを解説しました。

公務員から転職する際は、入念な準備が必要です。

準備をしないで転職活動に挑むのは、戦場に防具をしないで戦いに行くようなものです。

しっかりと準備して転職活動に挑みましょう。

  • 転職の軸を固める
  • 書類作成
  • 退職理由
  • 自己PR
  • 志望動機

転職における成功は、自分の転職の軸に沿った転職を実現させることです。

他人の考えに惑わされずに、自分自身と向き合って決めましょう。

転職活動をする際は、転職エージェントを活用しましょう。
良いキャリアアドバイザーは、あなたの転職を全力でサポートしてくれます。

\ 【完全無料】 /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

【転職者必見!】元公務員が納得度の高い志望動機の作り方を4ステップで解説。例文あり | 転職✖️営業 へ返信する コメントをキャンセル

目次