- 退職理由の作り方が分からない・・・
- 漠然とした退職理由しか思い浮かばない・・・
- 退職理由をどうやって作ったらいいか教えて!
転職では、退職理由をしっかり作り込まないと、面接で必ず落ちます。退職理由は、面接官が最も重視してる質問です。
退職理由を聞くと、応募者の仕事に対する取り組み方や価値観がわかります。
私は公務員から転職する際、3ヶ月で2社の会社から内定を獲得。更に再度転職活動を行い、大企業から内定を頂くことが出来ました。
当記事では、退職理由の作成・伝え方について詳しく解説しています。
この記事の内容を実践してもらえれば、面接官が納得する退職理由を作成することができます。
退職理由は、面接官に「ねるほど、それなら仕方ないね」と納得させるのがポイントです。
退職理由を作成する際は、客観的なデータや数字を基に作成しましょう。どうしても作成するのが苦手な人は、転職エージェントの力を借りましょう。
伝え方のポイントは、一貫性を持つことです。一つひとつの言葉に責任を持って話しましょう。
退職理由とは
退職理由は、面接の際に必ず聞かれる質問事項です。
退職理由を聞く理由は以下の3つです。
- もし応募者が、自分の会社に来た時に同じようなことにならないか
- 仕事に対する考え方・向き合い方を知りたい
- 応募者の価値観を知りたい
日本の企業数は、現在約400万社あります。400万社もあると、会社のビジョンや方針はバラバラです。
その中で、企業は「自分の会社の価値観と同じ人を雇いたい」と思っています。
そのためには、退職理由を聞いて仕事に対する考え方や価値観を事前に把握する必要があります。
内定を取るために、嘘の退職理由を言うのはやめましょう。ばれたら、その時点でお見送り決定です。
嘘をついて入社しても、お互いの価値観や考え方が違うので、結局合わずに辞めてしまいます。
※多少寄せるのはアリです。全くの嘘はダメ。
tenの退職理由

私が、公務員から転職する際の「退職理由」を紹介します。
- 価値観の相違
- 成果と評価が一致しない
一つひとつ解説していきます。
価値観の相違

1つ目は「価値観の相違」です。下記は実際に面接で言っていた内容です。
公務員の仕事内容と自分の価値観に相違を感じた。
- 公務員は、役職や階級などが重視される組織なので、自分の意見が中々反映されない。
- その中でも、意見を通してもらえるように、上司に掛け合ってミーティングの場を設けてもらったり、相談するようにした。
- 意見が反映される事もあったが、ほとんどの意見は通らなかった。
- 日々もどかしさや、悔しさを感じていた
- なので、自分が積極的に動いたことがダイレクトに反映される職種に就きたいと思い営業職を希望しました。

言葉で伝えると、もっと繋ぎ言葉が入るよ!


仕事に対する考え方や、価値観が変わってきたのを正直に話すことが大事です。
締めの言葉で、志望動機に繋げると、面接官にポジティブな印象を残すことができます。
成果と評価が一致しない
2つ目は「成果と評価が一致しない」です。
成果と評価が一致しない
- 公務員は年功序列で、頑張っても頑張らなくても給料が自然と上がっていくが、成果が直接的に給与に反映されない
- 自分の成果を年齢関係なくフラットに評価してほしい
- 自分が行動した事や、結果が直接的に反映される職種が営業職だと思い志望しました。
公務員から民間企業に転職する際は、公務員の特性について語りつつ、これから民間企業で挑戦したいことを言うのが効果的です。
退職理由の作成
転職理由を作成する際に意識したことを解説していきます。
- 不満をできるだけ多く書き出す
- 客観的な視点で考える
- 転職エージェントに相談する
- 人間関係を転職理由にするのはNG
不満をできるだけ多く書き出す


まずは、A用紙とペンを取って、できるだけ多くの不満を書き出してください。
不満を書き出すと、転職によって改善したいことが見つかります。



紙に書き出すことが大事。書くと気持ちが整理される。
不満の内容はなんでもいいです。給料、人間関係、休み、やりがい・・・
不満を書き出す際は、深く考えずに、たくさん書き出しましょう。
「これは転職理由として使えないなぁ」と思っても、とりあえず書き出すことに集中してください。
私が書き出した不満はこちらです。
- 給料がもっとほしい
- 将来への不安
- やりがいがない
- もっと挑戦したい
最初は、上記のようにザックリした内容で構いません。その中から、転職理由として企業に言えることを選んでいきましょう。
客観的な視点で考える


退職理由を作成する際は、データや数字を用いて客観的な視点で考えましょう。
主観的な退職理由は、人によって受け取り方が違うので、面接官に誤解を与えてしまう可能性があります。



できるだけ具体的な数字やデータを使って説明しよう!
退職理由の例はこちらです。
- 公務員は、業務の結果が数字として現れることがなく、やりがいを感じなくなった。だから、自分のやったことが数字として現れる職種につきたいと考え、営業職を志望しました。
- 1ヶ月に2週間家を空ける事が6ヶ月間続く時期があり、家族との時間が取れなかった。家庭環境が悪くなっていると感じ、転職を決めました。
転職エージェントに相談


転職理由を作成するのが難しい人は、転職エージェントに相談しましょう。
優秀な転職エージェントは、的確なアドバイスをして、転職理由を一緒に考えてくれます。
私も公務員から転職する際は、転職エージェントを活用しました。
転職エージェントは、言葉の言い回しや、表現の仕方を知っています。
面接官に、どんな風に伝えると印象が良くなるのか、全て知ってるのでとても頼りになります。
bad | good |
上司・同僚が気に入らない | 周囲と協調しながら大きな目標に取り組みたい |
残業が多い | スキルアップのため、自己研鑽の時間がほしい |
給料が安い | 自分の能力をフルに発揮して、正当に評価されたい |
やりがいがない | 自分の興味のある分野で頑張りたい |



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退職理由を伝えるときのポイント


転職理由を伝える時のポイントは下記の3つです。
- 結論から話す
- 退職理由と志望動機に一貫性を持たせる
- 前職の愚痴は言わない
内容が良くても、伝え方が悪ければ意味がありません。
結論から話す
結論から話すと、面接官はストレスを感じずに聞くことができます。
結論が遅い人の話しは聞いてて、とても疲れます。
「いつまで話すの?」と面接官に思われた時点でマイナスの印象が残ります。
下記のように伝えるとgoodです。
私が転職しようと思った理由は2つあります。
1つ目は〇〇で、2つ目は〇〇です。
1つ目から説明しますと〜
退職理由と志望動機に一貫性を持たせる


退職理由と志望動機には、一貫性を持たせてましょう。
面接において、一貫性はとても大事な要素です。一貫性がない人は、発する言葉が抽象的になり、面接官に疑いの目で見られます。


一貫性が取れてるかわからない人は、転職エージェントに相談しましょう。
前職の愚痴は言わない


退職理由は、ネガティブな言葉が多くなりますが、前職の愚痴は絶対に言わないようにしましょう。
前職の愚痴を言うと、印象がとても悪くなり面接官も気持ち良くありません。
愚痴を言う人は、他責志向の人が多いです。他責志向の人は、仕事と実直に向き合うことができず、言い訳ばかり言います。



できるだけポジティブな言葉を使おう!
【まとめ】面接官が納得する退職理由を作ろう


今回は、面接で絶対に聞かれる質問、退職理由の作成・伝え方を解説しました。
退職理由は面接官が最も重視している質問です。
退職理由の作成の仕方はこちらです。
- 不満をできるだけ多く書き出す
- 客観的な視点で考える
- 転職エージェントに相談する
どうしても、退職理由を作るのが難しい人は、転職エージェントに仕事の不満を打ち明けましょう。
伝え方のポイントは以下です。
- 結論から話す
- 退職理由と志望動機に一貫性を持たせる
- 前職の愚痴は言わない
面接は退職理由だけに限らず、結論ファーストを意識しましょう。
結論から話すと、面接官はストレスを感じずに話しを聞くことができます。
退職理由は、面接官に納得してもらうことが大事なポイントです。
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